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吉本隆明 最後の贈りもの

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267020117
  • NDC分類 911.04
  • Cコード C0095

内容説明

「詩歌の潮流」を語る。歌人・道浦母都子による幻のインタビュー収録。

目次

1 詩歌の潮流(神話についての二つの見解;日本語を簡略化する ほか)
2 短歌のゆくえ(吉本隆明に聞く 短歌のゆくえ―聞き手・道浦母都子;花海棠と吉本隆明(道浦母都子))
3 詩と古典
4 俳句のゆくえ(小学生のころ、「将来、技術工になる」と;私塾の今氏乙治先生 ほか)

著者等紹介

吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

30
芸術分野では世界性の境位に達したいと考える一方、主体としての民族性をもっていなくてはなりません(59頁)。世界性をグローバリゼーションとして、民族性をローカリゼーションとして、安易にグローカリゼーションとしてはならないのかもしれないが、両者を接続する発想がある(62頁)。現代社会は世界に通用する民族性が観光資源になったり、人的交流を促進する側面もあるとわかる。吉本氏は、グローバルの真意は、地域語同士があるだけという認識(116頁)。グローバルも共同幻想なのだろうか? 2015/11/08

桐葉

1
浅学な自分には全体的によく分からなかったが,道浦氏との対談で道浦氏もよく分からずかみ合わなかったので自分が分からないのは無理ないと思った。それでも古典の捉え方や短歌俳句への考えなど漂っている雰囲気は味わえた。2022/11/13

piece land

1
難しかった。 最後まで頑張ったけれどよくわからなかった。 吉本氏は思想家だと思っていたが、詩人だったとは。 日本の戦後思想に大きな影響を与えたといわれるがわからなかった。 俳句の考え方がちょっとわかった。 現代詩は低調なのも言われている。 でもはっきり言わないからわからない人にはわからない。 わかっている人には、あっ、あのこと・・・ と分かるのではないか2015/05/29

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