内容説明
出会い頭の本、酒が進む本、人生最後の読書…「本」がなければ、きっと人生は味気なかった。ノンフィクション界の泰斗が、“人と本”への愛を綴った自選エッセイ86本を一挙収録。
目次
1 ひと言の余韻(雲は少しずつ動いている―仲田明美;呼んでくれるものを待っている―石井一男 ほか)
2 書の解題(報道とは何か―『河北新報のいちばん長い日』;認識と選択―『抗がん剤だけは止めなさい』 ほか)
3 読書日記(ぶられ書店派;面白がる精神 ほか)
4 書を評す(確かな灯―『フランクル「夜と霧」への旅』;表現への希求―『ホームレス歌人のいた冬』ほか)
5 散歩道(戦争体験世代の遺言;不易なるもの ほか)
著者等紹介
後藤正治[ゴトウマサハル]
1946年、京都市に生まれる。ノンフィクション作家。『空白の軌跡』(講談社文庫)で潮賞(ノンフィクション部門)、『遠いリング』(岩波現代文庫)で講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽 詩人茨木のり子の肖像』(中公文庫)で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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