漫画家たちの「8・15」―中国で日本人の戦争体験を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267019517
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

“対立”から“友好”へ―ちばてつや、森田拳次、赤塚不二夫、水木しげる、北見けんいち、古谷三敏、やなせたかし、小島功、サトウサンペイ、松本零士、上田トシコ、バロン吉元など、100人のそうそうたる漫画家たちが描いた戦争体験。歴史認識の磁場・南京で、240万人の中国人に大反響を起こした、「日本戦争漫画展」の軌跡。

目次

第1章 南京の終戦記念日―二〇〇九年八月十五日の漫画家たち
第2章 日中「歴史認識」の源流をさぐる
第3章 展覧会までの道筋
第4章 「私の八月十五日の会」について
第5章 盧溝橋に漫画が展示された日―北京展について
第6章 批判される場所から―瀋陽展について
第7章 満州から見える日中の深い溝―長春展について
第8章 「マンガ外交」のすすめ
第9章 「歴史認識」を越えるために

著者等紹介

石川好[イシカワヨシミ]
1947年東京都大島町生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。89年『ストロベリー・ロード』で第20回大宅壮一ノンフィクション賞。新日中友好21世紀委員会委員、秋田公立美術工芸短期大学学長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gummo

14
2009年8月15日、中国・南京の大虐殺記念館で画期的な展示会が行われた。その名も「日本漫画家が描いた八月十五日展」。展示された作品は、日本の著名な漫画家(ちばてつや、赤塚不二雄、森田拳次、水木しげるら)が、終戦の日における記憶を漫画絵にしたもの。反響は大きく、当初3カ月の予定だった期間は11カ月に延長され、その後日中関係が悪化する中でも中国各地で次々と開催されているという。本書を読んで初めて知ったが、漫画を通じた見事な文化・平和交流ではないだろうか。民間交流の稀有な成功例を見た思いがする。 ★★★★☆2013/10/09

pyonko

3
何故ここまで日中関係がこじれているのか、 背景の一端を知ることができた。2015/06/28

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