内容説明
本書を通して、ロシアの読者は池田大作という大きな人物を知った。氏は、仏教哲学を根本に平和と反核を求めて戦う熱き闘士であり、また、教育者でもあり、作家、詩人でもある。創価学会の平和運動を切り開きながら、一人ひとりの幸福を目指した人間教育に生涯を捧げている。私にとって、長年“センセイ”のそばで、その英和に学ぶ機会を得たことは、人生最大の幸福であった。(「日本の読者の皆様へ」より)。
目次
第1章 事の始まり―池田大作とソ連との出合い
第2章 平和を求めて―池田大作の民間外交
第3章 精神のシルクロード―東西文化交流の新しい道
第4章 人間教育の創造―モスクワ大学と創価大学の交流
第5章 心の語らい―センセイとショーロホフの出合い
第6章 世紀から世紀へ―新生ロシアとの対話
著者等紹介
トローピン,ラウジーミル・イワノーヴィチ[トローピン,ラウジーミルイワノーヴィチ][Tropin,Vladimir Ivanovich]
1925年5月8日ウラジーミル州生まれ。元モスクワ大学国際交流担当副総長。42年、17歳で第二次世界大戦に参加。47年モスクワ大学入学。52年同大学を優等生で卒業。52年より同大学修士課程。56年より同大学の講師、助教授を経て、80年より同大学教授。この間、教育担当副総長代理、国際交流担当副総長などの要識を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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