出版社内容情報
驕兵の計
魏と呉は和睦を結んだ。曹操は魏王となり、魏王宮を造る。祝いの品とともに、妖術使いの左慈が現れ、曹操を翻弄する。占師の管輅は、病む曹操を気の病だといって安心させ、予定していた漢中への遠征をとめた。そのため金イらの反乱は失敗に終わる。
張飛が守る巴西では魏軍の張コウが戦をしかけるが、張飛の酒盛りの策に敗れ、瓦口関に逃げる。張飛は背後からの山越えで瓦ロ関を奪った。
一命を取り留めた張コウは、決死の覚悟で葭萌関を攻撃。孔明は老将・黄忠と厳顔を向かわせる。黄忠は驕兵の計で張コウを破り、厳顔は夏侯徳を討ち、天蕩山を奪る。
孔明に説かれ、玄徳は漢中平定の軍を起こした。黄忠が定軍山を奪うと、魏軍は漢水へ退いた。
目次:
総力戦/奇怪な老人/仙術/平原の神卜/予言/新春十五夜/風雲/陣前の美酒/瓦口関/間道/老将/騎兵の計/定軍山/定軍山攻防/人質交換/敵陣を望む
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
30
「三国志」第十九巻。『張飛の智略』この巻は黄忠と厳顔の活躍が目を引かれる。老人パワー恐るべし‼️あと、左慈の超能力もいかにも古代中国の雰囲気を盛り上げてる‼️2023/02/04
くぅ
19
おじじが頑張る巻。黄忠爺、カッコいいけど、孔明におどらされてるんだよなぁ。。。2020/04/05
Squirrel
10
戦戦の連続の三国志の中で、今号は物語らしい凄い人が登場。一人は左慈老人、仙術って凄いな。もう一人は管路、彼の予言は大当たり。二人とも曹操と会っているけれど、二人とも曹操のもとには残らない。そこが曹操の弱いところの一つだと思う。そして、後半はなんといっても黄忠、厳顔のお二人。私もこの二人のようにいつまでも現役バリバリでいたいものです。2011/05/14
今日は決算前
3
◎ 漫画で描かれる三国志。この巻は、合肥を巡る魏と呉の戦いと漢中を巡る魏と蜀の戦いが描かれている。蜀では黄忠と厳顔が良い働きをしている。この時期の蜀には良い武将が揃っている。五虎将軍に魏延、法正、孟達、厳顔などなど。漢中争奪戦の時期が劉備の頂点の時代。この時代が続けば良いのに。【図書館本】2022/01/13
てらさか
1
黄忠が活躍しているととても嬉しい。2023/10/27
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