出版社内容情報
曹操の奸計
玄徳は徐州の新太守となり、曹操に追われた呂布を受け入れる。
長安では李催・郭?の争いが起こり、帝は長安を脱出。曹操はいちはやく帝を救出し、強大な権力を手にする。
張飛の酒のうえの失敗で、玄徳は徐州を呂布に奪われた。だが呂布は放浪の玄徳を迎え入れる。
袁術の食客に甘んじていた孫策は、玉璽を形に兵を借り、揚州へと勇躍出陣した。
目次：
イナゴ／逆境の流軍／長安脱出／廃墟洛陽／土性の地／二虎競食の計／駆虎呑狼の計／裏切り／撤退／蛟竜／小覇王孫策
三国志関連地図
三国志通講座④「酒」 井波律子（国際日本文化研究センター教授）
関羽画伝『関帝聖蹟図』について―「尚武」と「尚文」の社会の中で 稲畑耕一郎（早稲田大学文学学術院教授）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi（葵・橘）
37
「三国志」第五巻。『徐州の謀略戦』呂布は仕えた主君を殺し過ぎでしょう！それを知りながら迎え入れる劉備、あまり良い方向に進む気がしないです…。でもまあ、それが劉備なんだよね！お酒で大失敗した張飛、でも何だか憎めないですよね。孫堅の息子の孫策も登場していよいよ役者が揃って来ました。先が楽しみです‼️2022/10/06
くぅ
28
むむむ。ゲームではゴキブリみたいなヒゲを頭から提げてむちゃくちゃ強い呂布さん。漫画でも強いけど…なにやらかなり嫌われてる。音を仇で返すタイプ。こりゃ呂布が好き！だなんて言ったら白い目で見られるわ。2019/11/28
もも
16
張飛と関羽の服に「張」「関」のマーク。自分大好きなんだな、きっと。この巻では暴れん坊張飛が失敗してしまったけれど、劉備は大人な対応。劉備はいつでも優しいな。そして、これまでのたくさんの登場人物の中で、自分が気になる人物もチラホラ出てきている。後で活躍する人かどうかはわからないが気になるという点でいえば、許褚（きょちょ）と孫策（そんさく）。孫策と太史慈（たいしじ）の一騎打ちが始まったところで続くになってしまった。気になる～2011/04/23
ふうてんてん
6
曹操の策略に乗っからない劉備がお見事。何度も窮地に立たされるが慌てず大局を見て動いているところがいい。張飛の失敗も受け入れたり、呂布の裏切りにもサラリと対応。これからが楽しみ。孫策も気になる。2015/11/23
biba
4
面白いです。先はまだまだ長いので、楽しみたいと思います。2017/08/20
