希望―いのちある限り

希望―いのちある限り

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267015458
  • NDC分類 989.86
  • Cコード C0098

内容説明

本書は、ワルシャワ・ゲットーで成長し、アウシュビッツ等4カ所の絶滅収容所で“選別”される恐怖と闘い続けた少女ハリナの5年7カ月(1939~45)の回想録である。1967年にポーランド語で発刊されて以来、英語、ドイツ語、ヘブライ語と次々と翻訳され、欧州で、アメリカで大きな反響を巻き起こした。

目次

1 ワルシャワ・ゲットー
2 マイダネク収容所
3 アウシュビッツ収容所
4 解放への旅
エピローグ 過去への旅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルナティック

1
ナチスによる迫害~ゲットー~収容所、と著者の体験記である。ゲットーと収容所の描写、特に人間(人間関係)の描写が詳しく、他人を援助する人、自分だけの利益を考える人など極限の人間の心理や行動を鋭く見ていると思う。当時は17歳と偽っていたが(生き残るため)本当は14歳前後だった著者。母と別れ、自分で自分を生かすために直面した数々の出来事は、心に永遠に残っているのだ。子供というある意味真実を見つめる冷酷な視点が、当時の恐ろしさを写実的に映し出してくれていると思う。2012/03/14

Arte

0
ワルシャワ出身の著者がゲットー→マイダネク→アウシュビッツを経て、ソ連軍に解放されるまでの話。母が諦めずにあの手この手でゲットーからの移送を逃れ続けたこと(父は諦めてトリブレンカに送られた)、マイダネクに送られた時13歳ということで、周囲のさまざまな人々から少しだけ優遇されたことが、結果的に著者を救ったことになる。絶対に諦めないって大事。 2017/01/28

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