感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
56
今までは12巻あるこのシリーズを、1冊ずつ大切に少しずつ読み進めていましたが、この巻だけ我慢できずに前の巻から一気に続けて読んでしまいました。クリスマスに読了というのも「聖☆おにいさん」からブッダに興味を持った私には、嬉しい偶然でした。予想通り最終巻だから、登場人物や主人公のブッダとの悲しいお別れも勿論描かれました。でも、泣くというよりは静かに見守りたい心境でした。漫画とはいえ久々に感動の名作に出合えて、本当に本当に幸せでした!手塚さん、ありがとうございました。2011/12/25
MAYU
29
★★★★★ もう何百回読んだかわからない。私の人生のバイブル。宗教は私は嫌いで、死後の世界だの前世だの神様だの全く信じてないし興味もない。ただ、ブッダの悟り、真理は心の奥に突き刺さる。苦しい時辛い時、人を恨んでしまいそうな時、様々な人生の分岐点の度にこの本で心を落ち着かせる。2019/02/16
紅香
27
紀元前6世紀。ブッダが放った『人々はどう生きるべきか』という問い。その教えは殺戮を乗り越え、命懸けで日本に伝わってきたのだと思うと今まで以上に重みを感じる。地獄極楽以前の本来の仏教の姿はこういう教えだったのだとその飾らないシンプルさがとても受け取りやすい。今を生きる私達の気持ちにも寄り添い、またはこれが生き方だと背筋が伸びる清々しい体験だった。私は森羅万象を信じてる。この雄大な自然の中で、縮こまることなく自然で正しく、それこそ素直に生きればよいのだとブッダと手塚治虫さんに後押しをされたような気がする。2019/05/12
いおむ
22
既読済みです。自分が手塚治虫作品で購入した唯一の作品。2019/05/08
活字スキー
19
【ブッダ……人は死んでどうなるのでしょう?】長い旅がついに終わりを迎える。しかしそれはあらゆるものが繋がり巡る命の物語のひと幕に過ぎない。仏の顔も三度まで、一度は解放されたはずのシャカ族は復讐を捨てることが出来なかったタッタと共に滅ぼされてしまう。せっかくの教えが実を結ばなかったり、大切な人々の死に打ちひしがれるブッダを、他ならぬブッダに救われた人々が支える。全編を通して世の無常と縁の不思議さを思い知らされる超ド級の大河ドラマだった。【おまえはまだそんなことを気にするのかね】2022/12/25
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