感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
60
5巻「ウルベーラの森」シッダルタとデーバは、熱病に冒されたアッサジを介抱しつつバンダワの町にて薬草と青かびと膿を吸い出し命を救うが、アッサジは死の世界の入り口で十年間の限られた生と未来を予知する能力を与えられる。その国の王女に求婚されるが、修行のためラージャガハへ向かう。バンタブ山の岩の上に座るシッダールタをマガダ国の国王ビンビサーラが訪ね「ブッダ(目ざめた人)」と名をさずける。苦行林で苦行を実践するもスジャータと出会い苦行に疑問を持ったブッダは、バリアと蔑まれ熱病に冒されたミゲーラを救うのに全力を尽くす2020/04/21
財布にジャック
56
確か珈琲に入れるミルクでスジャータって名前の物がありましたが、そのスジャータの名前の由来なんだと思えるキャラが登場しました。それが又、とっても可愛い少女で、苦行しているブッダの苦しそうな姿を見るのが辛いと思っていたので、大変和ませていただきました。そして、「ブッダ」って名前って「目覚めた人」という意味だったんだぁ!知らなかったです。取り急ぎミゲーラが心配なので、続巻を早く読まなくては・・・。2011/11/03
紅香
30
苦行にこだわるデーパと一緒に苦行林へ。死の恐怖から助かる方法を探しに行くために。。難病を抱えた妻の看病をしているタッタ。まともな人間じゃない、苦行林から追い出せと自分たちの苦行が高尚なことだと信じて疑わないバラモンたちに、ブッダが放つ一言が胸に刺さる『この森であれほどの苦しみと闘っている人間がほかにいますか?』2019/05/08
活字スキー
20
【ここにも 苦しみにたえている人々がいる………!】デーパと共に修行を始めたシッダルタ。高熱で死に瀕した鼻タレ小僧アッサジはヴィサーカーの町で一命を取り留めると同時に不思議な力を授かる。一行は若く聡明なビンビサーラが治めるマガダ王国を訪れ、王からブッダ(目ざめた人)の名を贈られたシッダルタはさらなる修行に励むことを誓うのだった。苦しみが絶えることのない世界で、自らに苦行を課す者がいる。否応なく苦しみの内にしか生かされない者がいる。 2022/05/20
くろうさぎ
18
前巻までどうも内容が少しズレてると思っていたら表紙が似ていた別のシリーズを登録していました。この巻から読んでるシリーズを登録しました。死ぬことがたまらなく怖いシッダルタと死ぬ日がわかっているのに穏やかに過ごすアッサジ…。人は誰しも生まれてから死へ向かって歩いていく。大切なのはみんな平等に与えられる死に対してその日までどう過ごすかなのでしょうね。読んでいて悔いのない人生を送らなければと思います。2018/07/15
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