内容説明
中学生から大人まで、こころの宇宙を読み解く対話の処方箋。
目次
過保護なくして親離れはない
日本人と子離れ
青年期の生き方について
親と子のきずなとは
「悪の体験」と心のエネルギー
これからの子育てに望むもの
父親の課題
父親は多様化を迫られている
家族の「対話」
働きざかりの落とし穴―中年の発達心理学
心のリゾート探し
アソビの大切さ
教育学の科学性
ひろがる「授業」の世界
個性について
児童文学の中の心身症
プロとアマ
個性の尊重日本と西洋〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーあ
2
『「心のやすらぎ」その場所に居るだけで、何かほっとした気持ちになる。あるいは、その人の傍に居ると、別に何かを話とか何もないのだけれど、心がやすらいでくる。このような場所とか人とかを持っていると、その人はどんなに幸せであろう。』 『一生のうちで見るもの聞くものがすべて新しく、思いがけぬことの連続であったことは本当に幸福であったと思っている。「驚くうちは楽しみがある」というのは、漱石の『虞美人草』のなかの一句だが、まさにそのとおり、私は他の人なら驚かないようなことに、いちいち驚き、おかげで楽しみの多い人生を送2016/07/28
晴間あお
1
さまざまな物事に対する考えが書かれているけれど、「これで絶対にうまくいく」とズバッと言わないところが筆者らしい。物事には必ずいい面と悪い面があることを身をもって知っているという感じがする。しかも悪い面と思っていたものがよい方向につながったりするのだから、どうなるかわからない。いい面と悪い面の両方がある中でどう落としどころを見つけるか、悪く言えば「妥協するか」。だけど、この「対話」の中でこそ新しいものが生まれる可能性があるのだと思った。2019/11/30
T
1
河合隼雄氏のさまざまな新聞、機関紙などの記事をまとめたもの。ある程度、同じようなテーマでまとめられているので話があちこちにいくことはないのだが、内容の重なりも感じられた。特定のテーマに絞られていない分、多くのテーマについて読むことができるのはよい。 国際化、英語教育、道徳教育、子育て、家庭の問題などについて、80年代後半の内容ながら、現代のことを突きつけられているかのような内容。30年前から日本は同じ問題に躓き続けているのか、それともこれらは社会の中の普遍的課題なのだろうか。語りかけるような読みやすさ。2018/09/20
かな
1
誰かに人として必要とされたいのは子供も大人も同じだし、その前提として本音でいてほしいんですよね。それをみんな確かめたいんだ、きっと。考え込んでしまいました。正しくても建前じゃ役に立たない。だとしたら何を伝えてどうすればいいんだろう。にしても、河合先生のことばはなんでこんな柔らかいんでしょうね。2009/10/15
言いたい放題
0
流し読み2022/11/22
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