内容説明
ロマンポルノの女王と呼ばれ、一世を風靡した女優が、いわばその栄華の道を投げ捨て、人の愛の中に生きようとする。世間の偏見、生さぬ仲の子との葛藤に疲れ、女優の自立をふたたび考える。演技派女優の体当り半生記。
目次
第１章 めぐり逢い（週刊誌のグラビアを飾ったヌード；はだかの演技の魂；「僕と結婚しよう」）
第２章 愛と破局（「お母さんへ」の５文字；心を閉ざした長女；塩と水と米さえあれば；ツッパリ高校生の非行；暴走族に仲間入り）
第３章 いのち輝いて（登校拒否の“特効薬”；ガンの宣告を受けて；桃の節句に）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
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仕事に対する肉親の無理解、近所の偏見、夫の背信、長女の反抗。四面楚歌となり一人苦しむ著者。しかし、あることをきっかけに、不幸を全て人の所為にしていたことに気付く。家族への感謝の心が生まれ、それに感応して周りも好転する。自分が変わることによって、環境が変化することを教えてくれる。2019/10/02
