内容説明
戦前移民の底流にあるものは棄民政策そのものだった。しかし、戦後もその流れは何一つとして変わっていない。ドミニカ移民の切実な叫びこそがそのことを何よりも雄弁に語っている…。第6回潮賞ノンフィクション部門受賞作。
目次
プロローグ ある移民の死
第1章 カリブ海の楽園
第2章 枯れた水路
第3章 密林のコーヒー園
第4章 熱砂のコロニア
第5章 憎悪の土地
第6章 怒りの島
第7章 失意の大海
第8章 未完のエピローグ
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- スウィートハーバーの嵐