聞書・庶民烈伝 〈4(秋の巻)〉 - 牧口常三郎とその時代 襤褸の巻

聞書・庶民烈伝 〈4(秋の巻)〉 - 牧口常三郎とその時代 襤褸の巻

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267011528
  • NDC分類 188.982

内容説明

牧口常三郎が点じた広宣流布の炎はいずこへむかうか?“人外”を生み出す繁栄の時代にあって再び革命への回心をさそう。来るべき大難を迎け撃つには―。

目次

序章 大正の挽歌がきこえる―奈良本辰也氏との対話
第2章 失われた時を求めて―『小学地理』の源流
第3章 私闘、“滅び”の美学―「蜂ノ巣城」は今
第4章 恩讐をこえて、なお―死なねば甦らぬもの、それは?
第5章 自然と人生、信仰―(中間的総括)旅を了えてまた
第6章 ニッポン、どこへゆく?―大正・昭和、そして
第7章 茶色い戦争ありまして―創価教育学会満州国支部
第8章 夢想と現実、あるいは「衆参同日選手」
終章(上) 吉原はこんな所でございました
終章(下) 銀の花、沈みゆく鐘の響きよ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

4
著者は、牧口から離れ、大逆事件、蜂ノ巣城と話を脱線させていく。しかし、離れているようで「革命」の一点でそれらは結ばれている。しかも、庶民こそ王者とする無血革命を指標とした牧口の思想をその頂点に立たせている。「詮ずるところは天もすて給え、諸難にもあへ、身命を期とせん」との日蓮の言。その言葉のままに、無私に徹した牧口を著者は畏敬する。実際、牧口は神道国家に従わず、牢につながれ、獄中でその一生を終えた。2019/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2031075
  • ご注意事項

最近チェックした商品