内容説明
梅西ミサ子。13歳。広島県女1年4組。昭和20年8月、広島で被爆。のこされた彼女の日記を、ミナは夢のなかで読む。毎日のように繰り返される空襲。とぼしい食料。弟の疎開。あこがれの県女に入学してはりきるミサ子の日々。克明に記された戦時中の生活のようすを、ミナは胸が裂ける思いで、読んでいく。そして、8月6日の朝―。日記を読み終えて、ミナの新しい日がはじまる。きのうとはちがう、あしたがくる。
梅西ミサ子。13歳。広島県女1年4組。昭和20年8月、広島で被爆。のこされた彼女の日記を、ミナは夢のなかで読む。毎日のように繰り返される空襲。とぼしい食料。弟の疎開。あこがれの県女に入学してはりきるミサ子の日々。克明に記された戦時中の生活のようすを、ミナは胸が裂ける思いで、読んでいく。そして、8月6日の朝―。日記を読み終えて、ミナの新しい日がはじまる。きのうとはちがう、あしたがくる。