出版社内容情報
はれぶた第5弾。さて,今回は夢のお話だから,静かにみれると思ったら大まちがい。おなじみ10円安の則安君がまきおこす大騒動! 小学生低学年から
内容説明
ちょっとおとぼけ則安くんはいつだって大まじめ。ところが、則安くんが動けば動くほど大さわぎに。さて今回はゆめのお話だから、しずかにみれる…。と思ったら、またまたすごいことに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬ
20
☆4 はれぶたシリーズその⑤。ゆめんぼがかわいい。まつ毛が長くてポシェットを提げててかわいい。昨日の夢が実現するといいなと思ったことは何度もあるけれど、自分に好都合な夢ばかりじゃないもんね。むしろ夢でよかったとホッとすることのほうが多いかもしれない。まるで服のように肉を脱いで骸骨になるところと人間アイスキャンデー→かき氷で大ピンチなところが特に好き。2022/12/30
遠い日
7
「はれぶた」シリーズ5。則安くんの夢がどうにも変なことになってしまいました。荒唐無稽だからこそおもしろいのですが、当の本人にすれば毎晩毎晩大変です。ゆめんぼの仕業ですが、これがまたなんとも頼りない。いいことが起きる正夢は誰でも見たいものでしょうが、反対の、悪い夢が正夢になったら悲惨です。だんだん怖くなっていくので、リアル悪夢のようです。やっぱり矢玉四郎さんのあとがきがすばらしい。2023/11/04
読み人知らず
6
なんて危険なガチャなんだ。この言葉は時を越えて別の意味で刺さりますね2015/09/12
あおさわ
6
夢をとどけるゆめんぼの夢はいかにも夢らしい夢。前後のつながりも上下左右も理屈も物理もない。そんな世界が現実へとあふれ出てくる。パプリカの子どもバージョン。やっぱり溢れてきた夢は怖いですね。ガチャガチャの中に閉じ込められるのは嫌ですから。最後のオチはくすっと笑えます。でも「夢がかなって」よかったね。ちっちゃいけど。やっぱりこのシリーズ好きです。「子どもらしい」子どもたちにほのぼの。2014/09/18
こゆ
4
はれぶたシリーズ、4冊目。発行順では比較的新しい本。十円安が書いた何かが本当になるというパターンはいつの間にか終わった模様。今度は夢を配るゆめんぼと遭遇した十円安。他人の夢を見ると、正夢になる法則を発見した十円安はマウンテンバイクを狙うが…。ゆめんぼ始め夢配達人たちのしゃべり方が関西弁風でかわいい。いつもの荒唐無稽さを残しつつ、大人になった今読んでも楽しめる本シリーズには感嘆。元井先生の最強っぷりが面白い。寝ることは大好きだが悪夢率が高い私、良い夢が見れた日は起きたくないくらい幸せ。2020/10/02