出版社内容情報
いつもエラーと三振ばかりの三郎は,ライトで8番。そんな三郎が,おなじみのかぎばあさんのおかげで,何と奇跡の三塁打! 小学生低学年から
内容説明
三郎は少年野球チーム・ワンダーストッキングスのBチームの正選手です。じつは、三郎にはだれにもいえないなやみがありました。ライトを守っていて、打球が自分のほうにとんでくると、目のまえがチカチカして、「トレルカトントン!」という声がきこえてくるのです。その結果、ボールを後逸。バッターボックスにたつと、こんどは「ウテルカトントン!」という声。そして、つづけてからぶりをしてしまうのでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こゆ
10
小3に読み聞かせ。かぎばあさんシリーズ、9冊目。ここのところ変化球が続き離脱しようか迷っていたけど、やっと正統派のカギっ子が登場。3年生の野球少年の三郎は高学年の中ただ一人レギュラーを掴んだ才能の持ち主。しかし最近変な声が聞こえるようになり、バッティングも守備も全然うまくいかない。そこへかぎばあさんが現れー。子どもには、今回のかぎばあさんがいつもよりシビアに感じたようで、「こんなかぎばあさんは好きじゃない」と言っていた。私にはいつも通り優しいおばあさんだと感じたけど。しかし、留守中に不法侵入はちと怖い。笑2022/04/21
maitake330
3
少年野球チームのレギュラーに抜擢された三郎。でも監督から甲子園まですすんだ兄の一と比べて喝を入れられたり、同級生にからかわれたりして、とうとう試合中に「ウテルカトントン」「トレルカトントン」という声まで聞こえるようになっちゃった。。なんとか勝てた試合でもみんなの足を引っ張ってしまい、凹むところに鍵まで落として泣きっ面に蜂。。でも先回りして来てくれていたかぎばあさんに迎えられてナスルディン先生の紙芝居で自分が必要以上にカッコつけようとしていたことに気づいて…。大人にも当てはまるスランプ脱出のお話でした。2023/02/11
garashixxx
3
子供向きにと図書館で借りてみて読んでみる。小さい頃にうちに一冊だけあったかきばあさん。この本が10作目ということで、シリーズ物だったということが新たな発見。内容的には思ったより深い話で対象の子にはまだちと早い印象。もう少し育ったら改めて読もうw2015/08/14
東側ギャン
1
タイトルで手に取らない理由ある?やたら333に囚われる少年の話、関西版なら334だったな2021/02/28
はるちゃん
1
~三塁打だよ、かぎばあさん(あたらしい創作童話)~ 野球のことはあんまりわからなかったけど、試合で活躍できてよかった。2019/10/13




