内容説明
夜の町にふしぎなくつ音がひびき、あやしい影がよぎっていく。山高帽子に青マント。このあたりでは、ついぞみかけぬふしぎな男。この男のしょうたいは、大どろぼうである。それも、ただのどろぼうではない。とびきりおもしろいもの、大きいものがだいすきで、これまで、かたっぱしからぬすみまくってきた。おかげで、このごろでは、ぬすむものがなくなってきて、いささかたいくつぎみなのである。このどろぼうが、つぎにぬすもうとかんがえたものは…。
夜の町にふしぎなくつ音がひびき、あやしい影がよぎっていく。山高帽子に青マント。このあたりでは、ついぞみかけぬふしぎな男。この男のしょうたいは、大どろぼうである。それも、ただのどろぼうではない。とびきりおもしろいもの、大きいものがだいすきで、これまで、かたっぱしからぬすみまくってきた。おかげで、このごろでは、ぬすむものがなくなってきて、いささかたいくつぎみなのである。このどろぼうが、つぎにぬすもうとかんがえたものは…。