出版社内容情報
山あいの小さな村にすむ女の子・七海(なみ)は,かぎばあさんの大ファン。かぎばあさんへの手紙をかいて机の中にしまっておくと…。 小学生低学年から
内容説明
七海は山あいのちいさな村にすむ、小学2年生の女の子です。七海はかぎばあさんの大ファンのなので、いちど、かぎばあさんに会いたいなと思っています。けれど、七海の村には、団地もマンションもありません。かぎっ子もいません。こんな村にも、かぎばあさんはきてくれるのでしょうか。七海はかぎばあさんあてに、手紙をかいてみることにしました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こゆ
13
かぎばあさんシリーズ、6冊目。小2に読み聞かせ。田舎住まいのかぎっ子兄妹。可愛がっていたタヌキは行方不明だし、学校でも嫌なことがあった日、かぎばあさんの孫だと名乗るかぎ坊やに出会いー。今回は特に面白かった!かぎばあさんの手料理が美味しそうだし、作中作の紙芝居もとても面白くて、読むたびにかぎばあさんに来てほしいと本気で願ってしまう。おばあさんも兄妹もかわいい。先生に意図はあったにせよ、豆を投げつけるのはちょっと酷くないか?そろそろ自分で読んでほしいと思う本も多々ある中、母が喜々として読むシリーズの一つ。2022/01/26
定年(還暦)の雨巫女。
11
《私-図書館》七海ちゃんのところに、きた かぎばあさんは、本当いい人だなあ。2021/05/14
あおさわ
7
お兄ちゃんがクラスで受けた仕打ちがかなりきつい。 先生も一緒になってちこく鬼、忘れ物鬼だと豆をまかれて、 その後のフォローもなかったのがびっくりです。 彼はかぎぼうやという男の子にあって、よくないことを吹き込まれそうになりますが そこでかぎばあさんの登場。自分を しっかり見つめなおすことができ、探していたものも見つかってほっとしました。 ・・・でもマジでこれいじめです…。 この翌日にちゃんと先生が謝ってくれることを祈ります。 でなければもっと残酷な話になりそうです。2017/02/07
maitake330
3
山あいの小さな村に住む女の子七海が大ファンのかぎばあさんに会いた過ぎて、宛先のない手紙を書く話。メインは兄の慶太が担任やクラスメイトにからかわれたり(ではちょっと済まないレベル)、懐いていたタヌキ一家がいなくなって落ち込んでるところにかぎぼうややかぎばあさんが登場して…って内容だけど今回は自分の心の弱さが生み出すいじけた「スキ魔」にちゃんと気付けるか、そしてどう向き合うかという深い内容でした。お楽しみの紙芝居が若干ブラックだったな。。2023/01/31
夜兎
2
出た、かぎぼうや。2014/04/21




