出版社内容情報
子ねずみのバネッサは,ひっこみじあんでともだちがいません。でも,教室で思いきって手をあげ答えたことから,ともだちができ…。 小学生低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
28
『絵本のつぎに、なに読もう?』掲載の幼年童話。こちらは"もう手に入らない本のこと"に紹介されていた1冊で、絵はリリアン・ホーバン。冒頭に描かれているネズミのバネッサが住んでいる3階建ての古いお家がまるでシルバニアの世界で、次女は思い出したかのようにシルバニアにシフトしちゃいました。友だち作りに苦労する恥ずかしがり屋のバネッサは、お母さんの助言をもとに勇気を出して声を掛けますが…。これは新しい一歩を踏み出さないといけない時におすすめな1冊。新学期などに低学年さんにおすすめしたいです。2023/02/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
覚書 『司書と先生がつくる学校図書館』より2年生向け。2021/03/28
猪子
6
恥ずかしがりやのバネッサには友達が一人もいません。学校での席もいつも目立たないように、オオジカのクインシーのうしろ。お母さんのアドバイスを頼りにお友達作りに奮闘するバネッサが可愛いです。みんなの服装も調度品もお洒落で素敵。私はリサに挨拶をするページが特に可愛くて好き。2017/11/03
なもないのばな
3
内気な子の心情や表情が繊細に描かれている。おとながべき論で動いているのでないところがいい。自分の存在をそのまま受け止めてもらえる安心感が、次への一歩につながっている。こんなふうに急がずに関係が結べたらいいなあ。1984年刊。フランシスシリーズのリリアン・ホーバンの絵。2022/10/08
絵具巻
2
文京区立真砂図書館で借りました。2015/05/19
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- 和書
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