出版社内容情報
江戸時代の俳人,松尾芭蕉の「おくのほそ道」でうたわれた名句と,その句から想像される情景をわかりやすく描いた,ユニークな絵本。 幼児から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
14
小4俳句学習に因み,俳句系本を…と母(私)もくろむが「俳句はいらん。」突っぱねられる^^; 仕方なく絵本を何冊か借り,ダメもとで出すと(諦め悪い?w),案外読んでくれる。特に「有名な人のは読まん。」としっかり言ってたので手に取らないと思ったが,松尾芭蕉の旅路が,裏見返しに地図で載っているのとリンクして読める事が功を奏し,「今ここにいる。」「もうここまで来た!」「ここの景色だね。」と共に旅する気分で楽しんだ。母(私)も学校程度の知識しかなく,行程辿って読んだ事はなかったので,句の世界を深められ嬉しく感じた。2017/07/09
lonely_jean
0
さすが名句ばかり、と言いたいところだが、俳句の専門家でない私にはややわかりづらい句も。ただ、巻末の地図を見れば、こんなに歩いてすごい、と俳句に全く無縁の人も感じるはず。伊能忠敬然り、江戸の人はすごい。風流も体力も実行力も当時より衰えてしまったような現代人、このままではまずい。2020/12/18