出版社内容情報
平和な伊那谷に,ばかでかいりゅうがやってきた。少女ツユをてんりゅうからすくおうとイナトはたちあがる……。 小学生低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
20
天龍川と駒ヶ岳、信州を舞台にした昔話ですが、これが創作民話だと言うところが驚きです。 方言を交えて、地元に根づいた雰囲気が有ります。 イナトとツユという名前も、何かに関連した名前なのでしょうか。 いかにも村人らしい社会の中から、自分を貫こうと飛び出した、イナトとツユの活躍が光ります。2021/01/09
Willie the Wildcat
19
天竜川の謂れ。過酷な運命をも乗り越える一途な想い。「イナトの気持ちが、奇跡を興したんだよねぇ!」と、読後の次男。私のお気に入りは、村人の”選択”に関わらずイナトが村人を助けるところ。全てを汲んで”前を向いて生きる姿”が気持ちいい。『日本昔話』で聞いてみたいなぁ、と感じる。2013/01/20
あおい
12
お天道様に勝って一番になりたいと願うてんりゅう。お天道様に勝ったと思ったてんりゅうはこの世で一番の娘を嫁に欲しいと1人の娘に目をつける…方言がちょっと読みにくかった。信州を舞台とした創作絵本。2024/01/11
ヒラP@ehon.gohon
11
読み聞かせ用にチョイス。2024/01/15
憩子
1
天竜川のお話し。2017/01/07