わたしのくつしたはどこ?―ゆめみるアデラと目のおはなし

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わたしのくつしたはどこ?―ゆめみるアデラと目のおはなし

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  • サイズ A4判/ページ数 57p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784265852291
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

犬のアデラのまわりでは最近ふしぎなことばかり起こります。お気に入りのくつしたはなぜきえてしまったの?お話としかけが視覚障がいについての理解を助ける絵本です。

内容説明

ひきだしにあるはずの靴下が消えたり、道に迷ったりと、おかしなことばかり続くアデラ。じつは目の病気で視野が狭くなっていたことが原因でした。主人公のアデラの身に起きるできごとを通して、視覚障がいをもつとはどんなことかをわかりやすく伝えるとともに、変化を受けとめるアデラの明るく前向きな姿勢が読者に勇気とさわやかな読後感を与えてくれる、作者の実体験をもとにした物語絵本。チリの絵本ハチドリメダル受賞(IBBYチリ支部が選定)

著者等紹介

エレラ,フロレンシア[エレラ,フロレンシア] [Herrera,Florencia]
1974年チリ、サンティアゴに生まれる。チリ・カトリカ大学で社会学を学んだのち、バルセロナ大学で人類学の博士号取得。現在は、ディエゴ・ポルタレス大学(チリ)社会学部准教授。かなり前から視力を失い始め、暗いところで見えにくくなり、視野が狭まっていった。2003年に網膜色素変性症と診断される。それ以来、視力低下を受け入れ、杖を用い、2016年頃からは盲導犬と一緒に行動している。二人の娘シモーナとフリア、そして盲導犬のオットーとともに幸せにくらしている

オヘダ,ベルナルディータ[オヘダ,ベルナルディータ] [Ojeda,Bernardita]
チリ・カトリカ大学でデザインを学ぶ。アニメのシリーズ「Clarita」「Chanchiperri」「Hostal Morrison」「Petit」の作者、監督。イラストレーターとして教育的なプロジェクトに携わるほか、Amanuta社(チリ)から児童書を多く出版。コンテンツとアニメーションのプロダクションP´ajaroを主宰

あみのまきこ[アミノマキコ]
上智大学、東京外国語大学大学院でスペイン語を学ぶ。現在は語学教師をしながら、スペインやラテンアメリカの児童書・昔話の紹介につとめている

新川恭浩[シンカワヤスヒロ]
日本眼科学会認定眼科専門医。専門分野:網膜硝子体。医療法人社団東京みどり会新宿東口眼科医院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

16
自分が視力を失った(網膜色素変性症による)と気付いていないアデラと周囲の仲間たち。見えていることを前提のコミュニケーションには、困ったことがいっぱい。しかし、見えていないという事実を双方が認めることによって、どんなサポートが必要かがわかる。求める方も、手を差し出す方も。視覚障害者への理解を育む図書。2025/02/02

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

6
穴あきしかけ絵本、ですが、視覚障害を持つアデラの視界ということ。子どもに分かりやすく、巻末に解説があるので、大人が説明してあげられる。2025/03/18

なま

5
★4.2 研究所で働く犬のアデラ。几帳面で物がなくなることなど無かったのに、最近は靴下が見つからなかったり道に迷ったり、友達を見つけられなかったり。視覚障がいの理解を助けてくれる一冊。絵本の仕掛けでアデラの目がだんだん見えなくなる様子がわかるし、また見えない状況からアデラが五感を使い日常生活を送ろうと奮闘する姿が障がいを抱えながら生活していく力強さを感じる。著者も2003年に網膜色素変性症と診断されつつも盲導犬と共に暮らす。後書に視覚障がいについて記載あり。12分。 友人のバレンティーナ2025/04/09

timeturner

3
視覚障害についての絵本。何が問題なのか、くり抜いてある円が少しずつ小さくなっていくのはなぜか、巻末の解説を読むまでよくわからなかった。解説を自力で読める小学校高学年以上向きかな。アデラを人間でなくダックスフントにしたのは目が見えなくなるというショックを和らげるためだと思うけど、人間よりずっと聴覚や臭覚がすぐれている犬を例に出されても「じゃあ、大丈夫だね」とは思えない。アデラが見ていた夢はなんだったんだろう?2025/02/09

遠い日

3
丸い穴あきのしかけが、お話が進むにつれ重要な役割を担っていると理解できます。視野狭窄がだんだん進んでいくことを表しているのです。アデラが目の不具合にちゃんと気づくまでの、小さな違和感の積み重ねが感情的にならずに描かれますが、これは実際どれほど不安なことだったでしょう。本を読むのが大好きで、読むことが暮らしの支えになっているわたしには、目が見えなくなっていくことはものすごい恐怖でしかありません。アデラが見えなくなったことを受け入れていることに少しほっとするとともに、その精神力の強さを尊敬します。2024/11/09

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