出版社内容情報
体が小さいヤク、ガーティは、急いで大きくなろうとしていた。
「いろんなヤクがいていいの。」かあさんは言う。
そんなある日、ガーティは、なかまのピンチを救う。
体が小さくて、「わたし、おおきくなれないヤクなのかしら?」と悩むガーティは、あることをきっかけに「小さいから役に立つこともあるんだ」と胸を張り、小さい今だからできることがあり、今の大きさが今の自分にぴったりだと気がつきます。
ちっちゃなヤクの気持ちに寄り添い、小ささに悩むヤクの主人公が「わたしはわたし!」と思うようになるまでの過程を描きます。
ボディポジティブや自尊感情というテーマにさりげなくふれながら、楽しく読める物語絵本です。
内容説明
ゆきがふりつもるたかい山で、ヤクのむれがくらしていたよ。ヤクって、ウシみたいだけど毛がふさふさしたどうぶつでね。おおきいのもちいさいのもいたけれど、ガーティはいちばんちっちゃなヤクだった。おおきくなりたいガーティのおはなし、ページをめくるとはじまるよ!イギリスで14万部のベストセラー世界17か国で翻訳。2021年オスカー賞受賞!
著者等紹介
フレイザー,ルー[フレイザー,ルー] [FRASER,LU]
『ちいさなちいさなヤクのガーティ』で絵本デビュー。続いてTHE WITCHLING’S WISH(Bloomsbury Childrens Books)、ONE CAMEL CALLED DOUG(Simon&Schuster Children’s UK)を刊行、意欲的に創作を続ける。イギリスのハンプシャー在住
ヒンドリー,ケイト[ヒンドリー,ケイト] [Hindley,Kate]
ファルマス芸術大学でイラストレーションを学ぶ。印刷物のデザイナーやグリーティングカードのイラストの仕事をしたのち、絵本や児童文学の挿絵を専任で手がけるようになる。イギリスのブリストル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
ヒラP@ehon.gohon
遠い日
キ♡リン☆か
Olga