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おやすみ、ミユキ

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784265851584
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

ミユキが遊んでいると、おじいちゃんが「もう ねなさい」。
でも、「わたし することがあるの」とミユキ。
おじいちゃんとミユキのやりとりが楽しいベッドタイムストーリー。

直木賞作家・桜庭一樹さんが翻訳を担当!
フランス生まれの超キュートな「和テイスト」の絵本。

内容説明

「もうねなさい」なんどいわれても「まだよ」とこたえるおんなのこ。ねるまでにしなくてはならないことがたくさんあるんですって。それはいったいなにかしら…。フランスうまれのおんなのこミユキとおじいちゃんのやりとりがゆったりとゆめのせかいへいざないます。ふしぎでうつくしいベッドタイム・ストーリー。

著者等紹介

ガリエズ,ロクサンヌ=マリ[ガリエズ,ロクサンヌマリ] [Galliez,Roxane Marie]
1973年フランス、グラヴリーヌ生まれ。作家、詩人、子どもの本の作家。海洋冒険家の娘として生まれ、古代ギリシャにおける子どもに関する研究で博士号を持ち、神話や古代の医学などを研究した。1999~2011年まで南太平洋諸島にすみ、当地にあるテレビ放送局の報道記者でもあった。第1作目の著書“Attends Miyuki”(2016年)は、スペイン語、カタロニア語、中国語に翻訳され、2017年クロノス賞(老いをテーマにし、子どもから大人までの審査員で選ばれるフランスの賞)ほか受賞多数

ラタナヴァン,セング・ソウン[ラタナヴァン,セングソウン] [Ratanavanh,Seng Soun]
1974年ラオス、パクセー生まれ。画家、イラストレーター。パリ国立高等美術学校を卒業。パリや海外の展覧会などで作品を発表

桜庭一樹[サクラバカズキ]
1971年鳥取県出身。作家。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、2008年『私の男』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

202
芸術性の高い絵本。海外ものなのに、日本の懐かしさが漂う。庭の生きものは、夜のはじまりに向けてくつろぐ準備をしているのに、ミユキはどこにいるのだろう。たくさんの美しいものを、たくさんのやりたいことを、今日も探しているのだろう。夕暮れの終わりまで楽しみたいの。そうだよね。その気持ちを大切にしたいおじいさんの優しいまなざしが眩しい。まだやりたいことはたくさんあるけど、更けていく夜とともに満たされていく。明日はあるけど、今日は今しかないから。でも絵本をひらけば思い出とともに、ねむりが近づいてくる。おやすみミユキ。2024/09/26

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

140
とにかく絵がかわいくてお洒落♡フランス的センスと鮮やかな色彩のジャポニズムで紡がれる世界はわくわくでいっぱい。たくさんの楽しいできごとであふれた今日が終わってしまうのがすこしさびしい。でもきっと明日はもっと楽しいことがあふれてる。そんな気持ちにさせてくれる絵本です。ただしわくわくが過ぎて寝かしつけには向きませんのであしからず。✿読友さんの本棚から✿2020/06/14

ままこ

99
レトロモダンな和テイストの美しい絵と詩的な文。ミユキが寝る前にしなくちゃいけないこととは…。ページをめくると不思議でノスタルジックな世界へと誘われる。フランス的センスと日本の伝統の美が見事に融合。桜庭一樹さん訳のお洒落な絵本。2020/06/18

よこたん

51
“ぎんいろのおかに きんいろのあめが ふるとき たいようは よるがくるまえの さいごのひかりを はなつ” 夢の中で、夢を見ているような心地で、ふわふわと何処かで漂っている。和の色の絵の具と、文様の世界。どこか灰色がかったような淡い青色にうっとり。表紙がとてもとても好みで、本を開く手前で、8割方以上満足し尽くしたかもしれない。遠い昔の、夜店の屋台、薄暗い中揺れる水面に浮かぶ、沢山の色違い柄違いのヨーヨーを、夢中で眺めたことを思い出す、色の洪水。朝、目が覚めたらもうない世界。けれど、いつか、また夢の中ででも。2020/07/15

yumiha

41
不思議な絵本。フランスのジャポニズム絵本というべきか?作も絵も日本人じゃないのに、そこはかとなく日本が漂う。そして訳は、桜庭一樹。桜庭一樹ってフランス語に堪能だったのねん。また、訳者紹介の一文「寄生虫学者の娘として生まれ」に驚いた。2020/07/15

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