ぼくはスーパーヒーロー―アスペルガー症候群の男の子のはなし

ウォルシュ，メラニー【作】〈Ｗａｌｓｈ，Ｍｅｌａｎｉｅ〉/品川 裕香【訳】

岩崎書店（2017/01発売）

• サイズ B4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 28cm
• 商品コード 9784265851058
• NDC分類 E
• Cコード C8798

出版社内容情報

アスペルガーって、どんな症状なの？　その子にたいして、まわりはどうしてあげたらいい？　などがよくわかります。

メラニー・ウォルシュ［メラニーウォルシュ］

品川裕香［シナガワユカ］

内容説明

「ぼくはスーパーヒーローだ」と胸をはるアイザックはアスペルガー症候群という発達障害をもつ男の子。記憶力はいいし、言葉も達者、トランポリンも得意です。でも、友だちにあいさつするのをわすれてしまったり、人にヘンなことを言ってしまったり、ちょっと変わったところがあります。そんなアイザックに、まわりの人たちはどうしてあげたでしょう。―アスペルガー症候群を持つ子どもをどう理解し、どう対応したらいいのか、そんなことを教えてくれる絵本です。

著者等紹介

ウォルシュ，メラニー［ウォルシュ，メラニー］ ［Ｗａｌｓｈ，Ｍｅｌａｎｉｅ］
ハロー美術大学イラストレーション科卒業後、王立芸術大学大学院イラストレーションコースで修士号を取得。その後、テキスタイルデザイナーとして独立。アニエス・ベーのベビー服をはじめとして子ども服市場で活躍する。数年後、絵本の制作に転身、’９６年、双子の息子が生まれた直後に初めての絵本を出版し、『わたしがぼくがちきゅうのためにできる１０のこと』（チャイルド本社）など、その数は４０冊以上にもなる。イギリス在住

品川裕香［シナガワユカ］
教育ジャーナリスト・編集者。兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。出版社に勤務後、独立。教育・医療・社会問題を異文化理解・予防的観点から国内外の教育現場（いじめ・不登校・虐待から特別支援教育、非行など矯正教育）までを多角的に取材執筆。文部科学省中央教育審議会教育課程企画特別部会委員ほか公職を歴任。元第一次安倍・福田内閣教育再生会議委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒラ[e-mail]]

アスペルガー症候群の子どもの特徴について語っています。自閉症スペクトラム障害の子は何人も知っているのですが、この本のような明確な個性を見せてくれる人はいないので、部分的に納得はできても、違和感も覚えました。 難しい世界です。 決めつけをしないで、理解したいです。

2024/01/01

[mntmt]

わかりやすいし、前向きなところがいいと思った。

2017/04/13

[おはなし会 芽ぶっく]

アスペルガー症候群の男の子アイザックを通して、様子や接し方を教えてくれる。それぞれ特性があるので一概には当てはまらないとは思いますが、相手が嫌がることをしないことを知る必要はありますね。それは障がいに関係なく。【SDGs３　すべての人に健康と福祉を】

2022/04/19

[ちょこちょこ]

5歳9ヶ月の息子に読み聞かせ。うちの息子はアスペルガーではなく、自閉スペクトル症。でも少し似てるところもあったり。言えることはみんなより少し生きづらい世界で一生懸命生きている。応援するよ。一緒に毎日を楽しもう。

2019/11/06

[しろくま]

アスペルガー症候群の男の子、アイザックのお話。アスペルガーの子ども目線で語られているので、どんな風に感じて過ごしているのか、とても分かりやすかったです。担任の先生や親の関わり方も参考になります(^o^)役者あとがきも参考になりました。

2018/06/20