出版社内容情報
3年半前、突然引き裂かれるように別れた陽架と未怜。あることがきっかけで意を決した陽架は妹の通う塾の前で待ち伏せして声をかけるが、未怜の反応は意外なものだった…。
内容説明
あのとき、外につれ出さなければ、手を離さなければ、自分だけ走って逃げなければ―。離れて暮らすようになって三年半、今日、わたしは妹に会いにいく。
著者等紹介
中山聖子[ナカヤマセイコ]
1967年、山口県に生まれる。「夏への帰り道」(のち『三人だけの山村留学』として学習研究社にて刊行)で小川未明文学賞大賞、『チョコミント』(のち学習研究社にて刊行)でさきがけ文学賞、「コスモス」(のち『奇跡の犬 コスモスにありがとう』として角川学芸出版にて刊行)で角川学芸児童文学賞、『雷のあとに』(文研出版)で日本児童文芸家協会賞を受賞。日本児童文芸家協会・日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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