出版社内容情報
補助犬の中でもまだ少ない聴導犬。普通のペットと間違えらやすいシーズ犬のこんちゃんがパートナーと出会って働くまでの物語。
高橋 うらら[タカハシ ウララ]
著・文・その他
内容説明
聴導犬は、耳の不自由な人に、生活に必要な音を報せるのが仕事。想像してみてほしい。音が聞こえないと、どんなときに困ると思う?だれかと話すとき、相手の言葉が聞きとれないと、苦労するよね。残念ながらぼくたち犬は話せないから、このお手伝いはできない。でも、音が聞こえないと困ることは、ほかにもたくさんあるよ。この本では、ぼくがいったいどうやって聴導犬になったのか、実際どんな仕事をしているのか、順番にお話ししていくね!
目次
第1章 飼い主とのお別れ
第2章 ソーシャライザーさんの家へ
第3章 聴導犬の訓練が始まった
第4章 仁美さんの左耳が!
第5章 くりかえし行われる訓練
第6章 手術を乗りこえて
第7章 ぼくと仁美さんの毎日
第8章 パラリンピックがきっかけに?
著者等紹介
高橋うらら[タカハシウララ]
慶應義塾大学経済学部卒業。児童向けノンフィクションを中心に執筆。日本児童文芸家協会理事。聴覚障害のある家族を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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安東奈津
2
★★☆聴導犬協会の皆様、ご苦労さまです。 2020/02/23
ふーてー
1
子ども向けのかわいいお話。こんなかわいいお仕事犬がいるとは。聴導犬は日本での認知度が低いとある通り、知りませんでした。確かに、耳の不自由な方は見た目でわからないから、聴導犬でアピールしてもらえると助かる。ユーザーの方が元気になれてよかった2019/12/24
くろねこ
1
3,4年生、「こころのバリアフリー」と共に紹介。アメリカでは州によっては補助犬入店拒否等をした場合、罰金が課せられる。補助犬については賛否両論あり、問題点もたしかに多いが、この存在の認識だけはとりあえずあった方がいい。2019/02/17
ysy-yss
0
我が家の愛犬もシーズー。表紙の写真をみて手に。聴導犬て、こんな風に訓練しているんだな、こんな小さな子でも立派に活躍してるなんて凄いなぁ、聴導犬のユーザーさんは助かってるだろうなぁと、感心しまくり。どこかで入店拒否にあってる方をみかけたら『法律で認められています』と声をかけようと思います。2019/01/26