出版社内容情報
友樹が出会った犬は、任務を帯びた宇宙連合捜査官助手だった。犯人の足跡を追う二人。最終対決の時を迎え、絶体絶命の危機が…!
【著者紹介】
【かわせひろし・作】 1969年生まれ。日本大学理工学部中退。東京都在住。第11回ジュニア冒険小説大賞を受賞した本作でデビュー。
内容説明
ある夏の日、ぼくは、子犬と出会った。そう。どこからどう見ても、かわいい子犬。でも、それは、二本足で立ち、ふつうに話し始めたんだ。宇宙から来たって、本当!?第11回ジュニア冒険小説大賞受賞作。
著者等紹介
かわせひろし[カワセヒロシ]
1969年、千葉県生まれ。日本大学理工学部中退。第十一回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『宇宙犬ハッチー―銀河から来た友だち』でデビュー
杉田比呂美[スギタヒロミ]
1959年、東京都生まれ。絵本や本の装画を多く手がけるイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かのん
3
宇宙人というといくつかイメージあるものの、こういうのはちょっと意外。見た目はまんま子犬なのに、しっかり任務をこなし、さすが宇宙人と思わされる部分もちゃんとある。かと思えば、どこかぬけてるところが可愛い宇宙犬。友樹くんと二人のやりとりもたのしいお話です。2013/04/07
akane_beach
2
小4息子の読書感想文の添削のために読む。起承転結のはっきりした冒険ファンタジー。出会い→友情育み→戦い→ピンチ→勝利→涙の別れ→再会…と子供にも納得の結末。いつも読む本は、複雑な人間関係・死・邪悪な心・渦巻く欲望・もやもやした結末…などのブラックな内容が多いので、新鮮だった。ストーリーはアンパンマン的で子供っぽいが、作者は理工学部系とのことで、宇宙や天体・メカ・ロケットの設定など知識に基づいて書いているということが垣間見れます。2013/09/01