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花の巫女

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265840014
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

内容説明

「…あれを消してくれ」夜中にたずねてきた、ずぶぬれおじさんのメッセージの意味とは?落ちこぼれの霊能力者・留花が恐れ、戸惑いながらも、妖怪に立ち向かい、自分の道を見つけていく怪談ファンタジー。第9回ジュニア冒険小説大賞受賞作。

著者等紹介

三木聖子[ミキセイコ]
1972年生まれ。神奈川県在住。女子美術大学中退。ライター。創作童話・創作絵本・創作デジタル絵本コンテスト2007(創作童話部門)文部科学大臣賞、第二十五回「福島正実記念SF童話賞」佳作。第九回ジュニア冒険小説大賞を受賞した『花の巫女』でデビュー

シゲリカツヒコ[シゲリカツヒコ]
1962年、岐阜県に生まれる。横浜市在住。イラストレーションの仕事と児童向けの挿し絵などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うとうと

12
小6の留花は怖がりで落ちこぼれの霊能力者。怨霊たちを封印する"千年目"の候補なのに。ある夜"ずぶぬれおじさん"が訪ねてきて。。/ シゲリカツヒコさんの挿絵目当てで。 守り狐のかやの穂姫は戦国生まれ、猫のぬいぐるみを依り代とする火影は江戸時代生まれ。"らしい"キャラなのが面白い。 御形御前に襲われるピンチに活躍したのは結局ミカおばさんだったけど、頼りない留花が前向きになれたのはよかった。 留花がみる夢や眼鏡に火影が拘っていたのはそういうことか。ミカおばさんの死など、伏線回収できてない気がして少しモヤモヤ。2024/07/27

tsubamegou

3
ジュニア冒険小説大賞。この受賞作は妖怪モノが多いのだが、本作も木霊の精霊を使役する花巫女が主人公。とはいえ、この主人公の少女がイライラするくらいに愚図で頼りなく幼い。現実の小学生ならそれで当然なので等身大といえばそうなんだけど。それが事件を通して少し成長する。児童文学のお約束ですね。受賞作だけあって、きちんと書けていると思うし、それなりに楽しめた。今後に期待。2011/04/20

杏子

2
主人公の女の子が、ずいぶんと臆病な子で… 何かあると、ふぇ〜んと泣いて、お願い助けてと人まかせに頼みすぎ。 人にお願いするのが大得意というそうで。また周囲もお願いされるままに、結局最後には助けてあげたりして。まぁ最後の最後は何とか自力でいけたが、物語の主人公としてはあまりにも主体性がなさすぎる。「千年目」ということで、何かをするんだろうけど、この本では最初のとっかかりという感じ。続編を読むかどうかは、自分的には微妙なところ。2011/06/30

ママグッピー

0
誰を対象にしているのか、わからない。小学6年生が主人公なら、もっと寄り添わないと。2017/02/20

瀬戸晴海

0
第9回ジュニア冒険小説大賞受賞作。 弱虫な女の子の成長物語。 最後にちょっと詰め込みすぎたかな? とは思ったけど、ミステリー要素ありで、伏線も分かちやすいように回収されていて楽しめました。 火影きっと男の子だったらイケメンなんだろうな・・・。 留花ちゃんは最後の最後まで優しい女の子でした。けど最初に比べたらしっかりしてきたかな?これからの成長が想像されます。2014/03/08

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