出版社内容情報
こおりはどんなかたちをしてるかな?
とがったつらら、ちいさなひょう!
じめんの下のしもばしら!
けずるとかき氷のできあがり!
知る楽しさにであえる3歳からの科学絵本。
内容説明
こおりは、どうやってできるのかな?なんでつめたいのかな?かがくっておもしろい!3歳からのかがくのえほん。
著者等紹介
細島雅代[ホソジママサヨ]
1957年、神奈川県生まれ。コマーシャルスタジオ勤務を経て独立。1995年より氷関係の撮影を開始。伊地知との共著として『しもばしら』(岩崎書店・第58回児童福祉文化賞)などがある
伊地知英信[イジチエイシン]
1961年、東京生まれ。自然科学書や博物館展示の編集者・ライター。自然観察のインタープリター。『完訳ファーブル昆虫記』(奥本大三郎訳・集英社・菊池寛賞)10巻20冊の編集および訳注・脚注の執筆に関わる。『めだかのぼうけん』(渡辺昌和写真・ポプラ社)は小学1年生の「こくご」教科書(学校図書)に採用。日本の凧の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
中学校1年生のおはなし会。身近な氷ですが、霜と霜柱の違いや、霰と雹の違いに驚かれましたが、家で作るかき氷(冷凍庫の氷)と天然氷のかき氷の違いが一番驚いてました!2025/02/25
snoopymints♪
5
いろいろな氷の形について紹介しています。滝の水がつららになった写真は、円周8メートル、高さ約13メートルととても大きい。滝の水がすべて凍るということがあるんだ。かき氷やさんの天然氷は、こんな広いプールのような敷地で作っているとは知らなかった。氷屋さんが氷の上にのっているけど、かき氷の氷ってきれいなのかな?と心配になります。でもいちごシロップたっぷりのかき氷の写真はとってもおいしそうです。また冬に読み聞かせしたい一冊。2025/04/25
遠い日
4
「かがくすっ」シリーズ。写真で見せる氷の形。多分見たことのない氷があるはず。つららはよく見るけれど、たけのこ凍りは条件や場所が揃わないと見られないように思う。天然自然の世界でできた氷にはいろいろな表情があって楽しい。2025/04/20
たくさん
4
氷ができる条件によってさまざまな表情をみせるのをきれいな写真で紹介してある。同じ物質であっても全然違うけど同じ。不思議。近くで見たり非日常であったりその光景はとてもきれい。冷たさも感じられるけどそのカッコよさがとてもよく出ている本でした。まるで生きているか、一人一人個性があるような感じも。2025/03/02
かはほり
3
氷の写真家の細島さんの写真が素晴らしい。低学年までの子どもに紹介して、いろいろな氷を探してほしいね。滝の水が氷柱になっているのが気になって「大瀬川 氷」で検索したら、花巻市の北西部を流れる葛丸川の「たろし滝」だということが分かった(ほぼ同じ構図の写真があった。)。ものすごく寒そうだけどいつか見に行ってみたいな。2025/03/05