出版社内容情報
主人公は小学校2年生のみさと。学校からの帰り道、急な雨、あわててバス停に雨やどりすると、1年生の女の子と、3年生の男の子も一緒になった。
雨がどんどん強くなって困っていると、3年生の男の子が「だいじょうぶ、かならずやむから」と声をかけた。そして、雨がやむようにお祈りすると言い出したのです。でも雨は全然止まなくて……。
雨ふりが楽しくなる、心あたたまるお話。
【目次】
内容説明
雨やどりでいっしょになった学年のちがう三人。二年生のみさと、一年生のユリちゃん、三年生のユウトくん。雨がやむ「おいのり」のききめは、あったでしょうか?雨ふりがたのしくなる、心あたたまる絵本!
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
児童文学作家。1961年徳島県生まれ。小学校教諭、徳島県鳴門市立図書館副館長を経て、現在は児童文学作家として活躍中。絵本『おこだでませんように』『メガネをかけたら』(ともに小学館)が、青少年読書感想文全国コンクール課題図書
酒井以[サカイサネ]
イラストレーター。絵本や児童文学の絵を多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
35
学校からの帰り道、突然の雨で雨宿りをした小学1年生、2年生、3年生。雨宿りの絵がほのぼのしていて、雨が降っている絵も素敵。思わず「雨 雨 降れ降れ 母さんが 🎶」と歌いながら読んでいたら・・みさとちゃんとお父さんが歌っていました。やっぱり雨が降ると歌ってしまいますね。2025/11/30
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。学校帰りに急な雨! 偶然一緒に雨やどりした2年みさと、1年ユリちゃん、3年ユウトくん。雨がやむようにお祈りを始めた3人。本当にやむのかな? 話したことのない子とのドキドキ感。そして、家族が迎えに来てくれるかのドキドキ感。どちらもよくわかる。絵は、酒井以さん。 2025/11/09
みさどん
17
さすが、くすのきしげのりさん。雨宿りで居合わせた3人で願掛けをしても、イージーな絵本のようには雨は止まない。それどころか土砂降りに。一人二人とお迎えがあって、最後に残ったみさとちゃん。傘が残ったので帰るか、としていると、嬉しいお迎えがある。短い映画のような展開じゃあないの。こういうハートフルな話は、家族って人のつながりっていいなあと思わせる。人と接することの良さがここにあった。絵本なのだけどいろいろ考えさせられる。好きな本棚2025/11/26
たくさん
5
まずイラストが現代的で素直に世界観の中に入っていける。繰り返し自分たちのパートと助っ人のパートが繰り返される。このお決まり感もアニメ的でいいな。そして喋る言葉も流れる用で楽しかった一日の追体験。これはいいなと思いました。2025/10/10
かはほり
3
くすのきさんのお話は、暖かみがあって良いね。雨の日の読み聞かせに良いと思う。2025/10/07




