出版社内容情報
だんだん暗くなる夕方の帰り道。遊んだあと、おうちに向かって、とっとこ歩く、くまくん。次つぎと出会う、コウモリ、背後にやってくるオオカミ、そして大きな影はだれ?
内容説明
だんだん日がくれて、暗くなる夕方の帰り道。くまくんは、おうちにむかってとっとこあるいています。うしろにやってくるのは、だれかな?絵を読む小さな子どもたちへの読み聞かせにぴったり!
著者等紹介
ひろまつゆきこ[ヒロマツユキコ]
広松由希子。絵本の評論、文、翻訳、展示企画などを手がける。ボローニャ国際絵本原画展などの国際審査員を歴任。83gocco共同主宰
こやまともこ[コヤマトモコ]
小山友子。絵本や挿絵などを手がけるイラストレーター。2010年にボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっき
25
とっとことっとこ、かわいいくまくん。「おかえり」「ただいま」って本当に幸せな気持ちになる言葉です。版画のような味わいのある絵が素敵な絵本でした。2022/11/30
ヒラP@ehon.gohon
23
フェルトを使った版画絵でしょうか。 夜路の感じがとてもマイルドで、「とっとこ とっとこ」のリズム感と融合して、シンプルでありながら味わい深い絵本です。 とっとことっとこ帰るこぐまくんの後に迫る怪しい影にはらはらドキドキ島したが、最後にホッとできる絵本です。 でも、夜のひとり歩きの危険さを感じます。2024/01/08
anne@灯れ松明の火
17
新着棚で。多分、ネットで見て、読みたい本に入れていた。夕暮れ時、ひとりで帰るこぐまくん。後ろにいるのは、誰? 大人にはオチが読めるかもしれないが、子どもはドキドキするだろう。”とっとこ とっとこ”の繰り返しが楽しい♪ こやまともこさんの絵。切り絵? 版画? 描き方が面白いし、かわいい!2023/01/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
保育所ぱんだ組おはなし会。すぐにオオカミを見つけてくれたり、オバケ?のようなものにビックリしたりしてくれました。ラストの家の中にいる影?は「きっとお母さんだ!」と言ってくれて、美味しそうなシチューの絵にひと安心してくれました。2024/04/19
遠い日
6
こやまともこさんの版画+切り絵のように見える絵がすてき。くまくんがひとりで帰る夕間暮れ。薄暗くなってきた世界に、いろいろなものが潜んでいるようで、どきどき。くまくんの後ろをついてくるものに、はらはら。一転の大きな安心感が嬉しいお話。2023/02/19
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- 和書
- 近世俳諧の玉手箱 〈上〉