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内容説明
めずらしい純金の鈴を古墳におさめた土地の支配者。遭難船の乗組員を救助してメキシコとの親善交流を築いた人びと。家族に思いを残しながら、戦争に出かけていった男たち。アメリカ軍の演習場になった海を必死で取り返した人びと。房総に生きた人びとの、知られていないエピソードがいっぱい。対象:小・中学生~一般。
目次
第1章 原始・古代・中世(千葉は貝塚の宝庫;米づくりをはじめた村 ほか)
第2章 近世(メキシコ塔とドン・ロドリゴ;ハングルがきざまれた石塔の謎 ほか)
第3章 近代1(幕府軍の最後の戦争;すてられた仏たち ほか)
第4章 近代2(青い目の人形;中国を爆撃した木更津航空隊 ほか)
第5章 現代(おばあさんたちの平和紀念碑;九十九里の海を返して! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
9
縄文時代から東日本大震災まで52のおはなしと5つの人物紹介はどれも興味深く勉強になった。「秘密の習志野学校と731部隊」にまで踏み込み、川崎製鉄(と企業実名を名指し)相手の「あおぞら裁判」など民の側に立った編集である。2023/04/15
メルセ・ひすい
1
宮沢賢治関連⇒黄瀛 八日市場出身 地元千葉県の歴史研究者たちが、原始・古代の話から現代の話まで、56のエピソードでつづる房総千葉の歴史。房総に生きた人びとの、知られていないエピソードがいっぱい。写真や図版、イラストを多数掲載。2012/10/25
ようこ
1
小学生でも使いこなせる簡単な郷土資料というのはなかなかないがこれはスグレモノ。古代から現代までの5章のなかに興味深いテーマが並び写真、図、挿絵などもはいっていてわかりやすい。小中の学校図書館には必要な本2012/08/30