仲間と。―がんと向きあう子どもたち

がんの子供を守る会 フェロー・トゥモロー【編】

岩崎書店（2004/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 189p／高さ 19cm
• 商品コード 9784265801442
• NDC分類 493.94
• Cコード C0047

出版社内容情報

小児がんが治る病気になり、がんを経験した子どもたちが20代、30代を迎えている。経験を語り合い支え合ってきた仲間のそれぞれの物語。いのちと愛を語る一冊。

内容説明

全国で２３，０００人の子どもたちが、今、がんと闘っています。この本は、子どもの頃に小児がんを経験した若者たちが、自分たちの経験をふりかえり、今思うこと考えることを語ったものです。理不尽な病気と向きあって精一杯闘い、仲間とともにその体験を消化し、前向きの力に変えつつある彼らの物語から、多くのものを汲み取っていただけるでしょう。

目次

１　それぞれの物語（自分への告知、まわりへの告知；弟、そしてみんなに、ありがとう；骨髄移植と今のぼく；六人部屋のドン；今、伝えたいこと。二〇〇四年夏；アメリカで出会った大切な友だち；病気が治ってからのこと；白血病という勲章；代替医療としての指圧；終わりのない物語；前向き家族と私の闘病記）
２　フェロー・トゥモロー物語
３　座談会　病気の子どもの気持ち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nako*beary]

小児がん経験者が、闘病当時を振り返る体験談。2004年初版の本なので、現在はまた違うのかもしれないけど、告知の問題が本人にとっても親にとっても大きいことが分かる。

2018/01/18