出版社内容情報
絵本 小学校中学年~高学年向
好評前作につづくPART-2。現代の子どもたちのフィーリングにフィットした、生活に役立ち学習に役立つことわざ絵本。100項目。
内容説明
好評の『ことわざ絵本』につづくPART‐2。前作と同様に旧来のことわざと五味流解釈による、現代版ことわざを並列し、ユーモラスなことばの“落差”によって、いっそう、その意義や意味をきわだたせている。ことわざ100項目収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
69
パート2も抜群におもしろかった。ただ単にワサビを効かせた程度では、こんな本は作れません。年齢に関係なく、誰が読んでもおもしろい、という本は、大変な発想と力とユーモアが必要なんだろうなぁ、と思います。子どもの目なら、自分やまわりの世界に向けられた、理解のある、しかし頼りになる大人の見守る視線を感じるでしょう。大人にしてみれば、日常のプレッシャーも笑い跳ばしてくれるし、なるほどその通りだと、ちょっぴりの反省もさせてくれる。そんなことわざ解釈。初版から30年以上経つようですが、全然古さを感じませんね。2020/06/22
あーさん☆花火大会が迫っています!!
44
小学生向け。分かりやすいが、絵が雑。( ̄~ ̄;)2018/07/10
ま
31
目の上のたんこぶ→病院のわきのお墓、焼け石に水→大水にすいとり紙 が特に秀逸。ことわざに興味を持つことは生活に興味を持つこと、というあとがきが印象的だった。2022/05/21
猫路(ねころ)
16
けっこうたくさんことわざがあるんだね。生活に根ざした言葉って感じがするけど、そうなんだね。2024/06/29
さすらいのアリクイ
14
絵本作家、五味太郎さんによることわざの解説とそのことわさを五味流にひねってみたり、噛み砕いて分かりやすくしてみた創作、パロディ的なことわざが載っている本。「千里の道も一歩から」から「名演奏もドミソから」が出てきたり、「一寸先は闇」から「闇はドラマチック」。僕が好きなのは「ぶたに真珠」から「富士山にサボテン」。豚に真珠はもったいない、というわけだが、でもさ、よく見てみると、案外かわいいという気もする…つまりどう考えてもかまわないのが「ことわざ」のよいところ! と書いてあります。ひねりと発見があることわざ本。2015/08/31