出版社内容情報
日々気持ちが移り変わっていくのは当たり前。
そして心は体と同じように疲れを感じるもの。
気持ちの変化を俯瞰的に描くことで、ありのままの心をやさしく肯定する絵本。
内容説明
あーもうきもちにふりまわされてうんざりしちゃう。こころがつかれてしまうのはぼくだけ?わたしだけ?こころはころころかわる。ありのままの気持ちの変化を描く、自分の心にやさしくなれる絵本。臨床心理士今井正司先生による解説付。
著者等紹介
新井洋行[アライヒロユキ]
1974年東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家、デザイナー。東京造形大学非常勤教員
北村みなみ[キタムラミナミ]
静岡県戸田村にて海と山に囲まれ育つ。現在はフリーのアニメーション作家・イラストレーターとして活動中。書籍や雑誌の表紙・挿画、アニメーションMVなど多数制作。著書に『宇宙(ユニヴァース)』(グラフィック社)、『グッバイ・ハロー・ワールド』(rn press)がある。同作は第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選出される。絵本の絵を手がけるのは今作がはじめて(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
73
臨床心理士がかいた「自分の心とのつきあいかた」絵本▽ ぼくのこころは、ころころ変わる。私のこころは、ころころ変わる。双子でも違う。ころころかわる、自分の心と仲良くやっていこう▽自分の心の変化に気づきましょう。心におやすみをあげる方法①体をリラックス#ストレッチ②心をリラックス、好きな場所や好きなモノを用意③呼吸を意識する、深呼吸。2024.6刊、良本2024/07/30
ほんわか・かめ
16
心はコロコロと変わる。自分も相手も。それを知っているだけでもずいぶん違うだろう。客観的に見たり、許容できるようになると生きやすいよね。〈2024/岩崎書店〉2024/07/09
ころちくわ
12
そういえば、気持ちってころころ変わるよね。気分がふさがっているときは、肩が凝ったりして体が重い。心と体はつながっているんだ。還暦過ぎてこんな当たり前のことに気づくなんて、遅いよなー!2025/05/04
遠い日
8
大人になっても、心ころころ。男女の双子を主人公に、それぞれの心がころころと変わっていくさまをリアルに表現。心とはままならないもの。自分でセーブしようとしても、気づいた時には勝手に動き出してしまっている。それをまずはちゃんと見つめるところから。そして、心が疲れた時のコントロールのしかたも巻末に解説されているので参考になります。2024/09/20
刹那
4
双子だったのね☻2024/09/09