出版社内容情報
朝日新聞別刷be掲載記事「フロントランナー」から、自然や動物を相手に、また吃音という発話障害などに取り組む9人を紹介。
地球に住む私たちの責任と課題を考える。
内容説明
「フロントランナー」とは、自ら道を切り拓く人―。本書には、さまざまな職業・社会活動で活躍するフロントランナー、9名が登場します。彼らの言葉は、日本社会が抱えたままの課題を照らし出します。また、あなた自身がその道のフロントランナーとして、自信を持って人生を切り拓くヒントにあふれています。
目次
1 自然があってこそ都市は成り立っている―YAMAP代表 春山慶彦
2 動物保護活動の『終わりの日』を迎えたい―保護猫カフェ「ねこかつ」代表 梅田達也
3 客観的で科学的な動物へのアプローチを―獣医師・日本獣医生命科学大学特任教授 田中亜紀
4 動物園の仕事にはやりがいと夢がある―日本動物園水族館協会・生物多様性委員会委員長 佐藤哲也
5 野良猫に1代限りの生を全うさせる―獣医師 山口武雄
6 豊かな人生の最後をサポートするのが介護―特別養護老人ホーム「さくらの里山科」施設長 若山三千彦
7 狩ることは生きることにつながる―探検家・作家 角幡唯介
8 動物たちの苦しみを効果的に減らしたい―アニマルライツセンター 岡田千尋
9 言葉に詰まってもいい社会にしたい―九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科 外来医長 菊池良和