出版社内容情報
昭和、平成、令和と時代順に、台風による河川の決壊や遭難・線状降水帯・土石流、冷夏による米不足、豪雪の実態や教訓をビジュアル中心に解説。巻末に気象災害年表を掲載。
目次
昭和時代の気象災害(陸上での気圧の最低記録 室戸台風;山崩れが市街地を襲った 阪神大水害;終戦直後を襲った猛烈な台風 枕崎台風;利根川や荒川を決壊させた カスリーン台風;暴風雨で青函連絡船が遭難 洞爺丸台風 ほか)
平成以降の気象災害(冷夏で店頭から米が消えた 1993年米騒動;各地で過去最大の積雪量 平成18年豪雪;線状降水帯という言葉を広めた 平成26年8月豪雨;九州を中心に記録的な豪雨 平成29年7月九州北部豪雨;西日本で堤防決壊の甚大な被害 平成30年7月豪雨 ほか)
著者等紹介
山賀進[ヤマガススム]
元麻布中学校・高等学校地学教諭。1949年新潟県生まれ。名古屋大学理学部地球科学科卒業後、東京の中高一貫校で40年以上、理科の地学教諭を務め、教えた生徒数は延べ7000人を超える。「われわれはどこから来て、どこへ行こうとしているのか。そしてわれわれは何者か」という根源的な問いを、現代科学がどう答えるかを長年の研究課題とし、著書を通じて、今の中学生・高校生たちにも問いかける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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