出版社内容情報
主な事例地は、佐賀県。海抜の低い土地で、昔の人々が知恵を凝らして町中に張り巡らせた水路(クリーク)を紹介する。漁業、農業、防災対策、干潟の動植物、遊び、遺跡も。
目次
佐賀平野を見てみよう(地形 佐賀平野は低くて平ら;水路1 町じゅうにクリークがある;水路2 むかしの人のすごい知恵;干潟 海だけど陸にもなる有明海;漁業 有明海の環境がのりに合う;農業1 泥湿地でれんこんが育つ;農業2 米と麦との二毛作ができる;イベント クリークと水で遊ぼう;防災 水害をどうやって防ぐか;動物 水べの生き物の種類が豊富;植物 塩を含む土地で育つ植物)
日本全国の低い土地(海津市1 3つの川にかこまれた輪中;海津市2 知恵と技術で水害を防ぐ;新潟市 湿地が日本一の米の産地に;江戸川区 危険なゼロメートル地帯;児島湾 干拓で田畑と湖をつくる;丸亀市 ため池で農業用水を確保)
著者等紹介
田部俊充[タベトシミツ]
1959年千葉県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。上越教育大学大学院修了。博士(総合社会文化)。現在は、日本女子大学人間社会学部教育学科教授、前日本女子大学教職教育開発センター所長、日本地理教育学会常任委員長・副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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