出版社内容情報
葉っぱをたべるくち。みつをすうくち。ほかの虫をたべるくち。虫は食べ物に合わせた様々な形のくちをもちます。教科書に出てくる虫を中心にいろいろなかわったくちを紹介。
目次
モンシロチョウ
ショウリョウバッタ
オオカマキリ
カブトムシ
シオカラトンボ
コガネグモ
コガタスズメバチ
ヒトスジシマカ
ゲンジボタル
シロスジカミキリ
アブラゼミ
用語解説
著者等紹介
新開孝[シンカイタカシ]
1958年愛媛県生まれ。ヘッセ「少年の日の思い出」を読んでから、昆虫の世界にきょうみをもつ。愛媛大学農学部で昆虫学を学ぶ。卒業後上京し、教育映画の演出助手などの仕事をしながら、フリーの昆虫写真家として独立。2007年、宮崎県三股町に移り住む。昆虫のふしぎなくらしやかたちにこだわって観察や撮影をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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猿田彦
7
私たちがびっくりする事でも、必然がある。生き物たちの生態や構造もそうだ。このシリーズは口だ。こんな小さな昆虫が木の幹に穴を開けるのと、良くみれば口は立派なノコギリだ。折れそうな蝶々のストローのような口も、普段は大事に収納されている。自然が作り出した物には無駄がない。2024/03/02
遠い日
2
「虫のからだ」シリーズ2。虫の、特に口などじっと観たことがないと改めて思う。だからこんなに鮮明な写真でじっくり観られることが嬉しい。生き物はみんな食べるから、口にはその食べるものに適した形が備わっている。不思議なしくみ。本当によくできている。2024/03/16