出版社内容情報
日本のまわりや、世界の国々での絶えない争いごとの状況を解説し、平和とはどういうことなのか?戦争が無いことだけが平和なのか?など、現代社会の「平和」を考える本。
戦後75年が過ぎ、戦争を語り継ぐ人たちが減ってきています。今一度戦争を追体験し、考えることが必要な時代になりました。同時に世界にはまだまだ平和が訪れません。このシリーズは、「今だからこそ必要」な、新しい平和学習の資料としてつくられました。
目次
1 「平和学習」ってなに?
2 今でも世界は戦争だらけ
3 そもそも「平和」とは?
4 日本と戦争
5 日本のまわりの海で続く争い
6 戦前の戦争の記憶がうすれてきている
7 「改憲」の動き
8 ますます必要性を増す「平和教育(学習)」
9 戦争と感染症
著者等紹介
大芝亮[オオシバリョウ]
1954年、兵庫県生まれ。一橋大学法学部卒業。エール大学政治学博士。上智大学法学部助教授、一橋大学法学部教授、青山学院大学国際政治経済学部教授を経て、現在、広島市立大学広島平和研究所所長
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
子どもジャーナリスト。1953年、東京都生まれ。大阪外国語大学・東京外国語大学卒。これまでに編集者として1450冊以上の作品を手がけてきた。自著も100冊以上。近年は、子どもジャーナリスト(Journalist for Children)として著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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