出版社内容情報
すべての生き物の命の源である水。どのように地球上を循環しているのか。また、水道の蛇口に水が届くまでの道のりをたどるとわかることとはー。小4社会の単元に完全準拠!
目次
水は命(すべての生き物は水が命のもと;体内の水が足りないと病気になる;「ライフライン」のひとつが水道)
水の循環(水は地球上をめぐっている;地球の水のほとんどは海にある;水のつぶが雲になり、雨がふる ほか)
水道の水(水道のじゃ口に水がとどくまで;川をせき止めて水をためておく;川から少し水を分けてもらう ほか)
著者等紹介
沖大幹[オキタイカン]
東京大学大学院工学系研究科教授。東京大学総長特別参与。国際連合大学上級副学長。国際連合事務次長補。1964年生まれ。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次報告書統括執筆責任者、日本人初のアメリカ地球物理学連合フェロー。気象予報士。日本学術会議会員、ローマクラブ正会員。日本学士院学術奨励賞、日経地球環境技術賞など受賞多数。水文学の第一人者。著者多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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spatz
10
何かが大事だ、と切実に気付かされるのは、それが不足したり無くなったりしたときだ。ライフラインの大切な柱の一つである水。どんなことを意識していったらいいか、子供の調べ物を主眼にした書籍だと思うが、大人知らなかったこと、気付かされることがたくさんある。 自分は北海道の田舎住まいで、湧水があるところでは汲んで帰り、生活用水、調理に使っています。 https://www.netgalley.jp/book/246471/review/697890 #NetGalleyJP 2022/01/24
遠い日
7
冒頭のみなので少々読み足りない思い。子どもたちへのアプローチとしては、水がわたしたちの暮らしにとっていかに大切なものであるかを説くことはインパクト大。普段気にせずに(特に日本では)結構贅沢に水を使っている現状を見返すきっかけになる。水なしでは生きられないことを念頭に置き、では、その水、ここでいう水道水とはどのようにわたしたちの元に届くのかを解説していくシリーズ1。わたしはどんな絵本(本)で読んでも、地球上の水の巡りの話が大好きなので、そこを読みたかった。紙の本で、ぜひ読んでみます。#NetGalleyJP2022/01/24
fumikaze
2
絵がきれい2024/03/13
遠い日
2
シリーズ1。やっぱり地球上の水の循環のところはわくわくする。海、雲、雨、そして水はわたしたちの蛇口に届くまで旅をする。地球上の淡水が僅か2.5%しかないにもかかわらず、水が不足しないですんでいるのは、水の循環のスピードがとても速いからだという。まさに恵み、大事に使わなくてはなりません。2022/01/28
緑のたぬき
0
最近何かと話題になる水道について。児童書なので数分で読み終わるが、中身は結構しっかり解説されている。子どもがいたら一緒に読むと、水道への理解が深まるかもしれない2024/09/21
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- 和書
- 外交 〈Vol.87〉