出版社内容情報
縄文時代にルーツを持ち、平安時代からつづく、岩手県二戸市の浄法寺うるし。うるしを掻き、かつ塗師として伝統を受け継いでいる伝統工芸士の職人をたずねます。
著者等紹介
瀬戸山玄[セトヤマフカシ]
1953年鹿児島県市来町生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。WORKSHOP写真学校・荒木経惟教室に入塾後、1978年に入社の映像制作会社を経てフリー。2000年からドキュメンタリスト・記録家として文筆、写真、映像を駆使した活動を開始。技術の伝承と領域横断の新しい道を探る。岐阜県現代陶芸美術館での展示映像制作をふくむロドチェンコ・ルーム・プロジェクトは03年グッドデザイン賞審査委員長特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
8
漆の花がかわいい。アート本にはない漆に関する説明がとてもわかりやすい。2023/06/03
つんどく
4
うるしについて知りたくて借りた。子どもの自由研究という体でまとめられた一冊。ウルシの木から採集する方法、時期や回数、またそれに使う道具、それをどう扱うか、使う道具を作る職人さんも紹介、などなど。写真もふんだんに使われて非常に分かりやすくかなり丁寧に上手くまとめられていて、大人にもオススメしたい本。あくまで浄法寺うるしの職人さんの仕事を通してまとめられているので、他のうるし工芸のバリエーションについては別の本に求めたい。良書。2023/05/27
phmchb
0
図書館本。2025/03/12
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