出版社内容情報
2024年に1万円札の顔になる渋沢栄一。しかし彼の人生や功績は意外に知られていません。波瀾万丈に生き、近代日本の社会の基盤を作った渋沢栄一を多角的に解説します。
内容説明
みなさんは、渋沢栄一がどんな人なのか、何をした人なのか、どれだけ知っているでしょうか。この本では、渋沢栄一の生い立ちや人となり、かかわった人たち、成しとげた仕事などについて、さまざまな角度から見ていきます。
目次
第1章 渋沢栄一って、どんな人?(巻頭絵本 渋沢栄一ざせつを乗りこえ、挑戦しつづけた大実業家;血洗島村が育んだ“小さな巨人”;人生の師・尾高惇忠との出会い;少年時代からの反骨精神;血気さかんな青年時代;もっと知りたい! 幕末をかけぬけた青年たち;一橋家での活躍と才覚のめばえ;幕府の役人としてヨーロッパへ;もっと知りたい! 渋沢栄一の対仏日記;慶喜の住む静岡への恩返し;明治新政府からの辞令)
第2章 日本の近代化につくした、渋沢栄一の仕事(明治新政府の役人として国づくりに邁進;日本初の民間銀行の創立;新しい産業を立ちあげ、日本を元気に!;鉄道会社・インフラ企業への参入;もっと知りたい!『論語と算盤』―道徳と経済の両立;学校教育と人材の育成;国際人・渋沢の国際交流と民間外交;福祉や医療の社会活動;もっと知りたい! 渋沢栄一の名言)