出版社内容情報
新美南吉の名作2作品を絵どうわに。あめ玉をめぐって騒ぐ子どもを前にした侍、さてどうなる?
著者等紹介
新美南吉[ニイミナンキチ]
1913年~1943年。愛知県生まれ。東京外国語学校卒業。雑誌『赤い鳥』に「ごん狐」をはじめ、多くの童謡・童話を発表。他に少年小説、民話的メルヘン等優れた創作活動を展開したが、29歳の若さで亡くなる
後藤範行[ゴトウノリユキ]
宮崎県生まれ。阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。書籍の装画や雑誌のイラストレーションを中心に活動中
宮川健郎[ミヤカワタケオ]
1955年、東京都生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。同大学大学院修了。現在武蔵野大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
「あめ玉」、「でんでんむしのかなしみ」どちらも深みのある作品です。2021/09/20
ochatomo
10
後藤範行さんの絵 2話収録で見開き10枚と8枚 宮川健郎さんの解説 シリーズ他の5冊も読んでみたい 2016刊2019/10/17
くるた
5
『あめ玉』は、侍の格好良さが良いです。一太刀で人柄が表されているなんて素敵。『でんでんむしのかなしみ』は、もの哀しいのですが実は前向きなお話だと思います。解説にある通り、難しいこと(=人生で大切なこと)をやさしい言葉で書く。これこそ児童書の真髄!と感じ、これからもそんな作品を見つけていくのが楽しみになりました。2016/09/16
fuwa
3
『ごんぎつね』の新美南吉。他の作品を知らなかったので、娘と読んでみることに。後藤範行さんのイラストも2篇の作品と合わせて雰囲気が全く違い、それぞれをより面白くしている。娘はあめ玉の侍の顔が面白くてたまらなかったようで、私はでんでんむしの方もカラーで観たかった。心に残る一冊。2022/07/15
2時ママ
3
次女 小3 ひとり読み。2020/01/09
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- 宣言 岩波文庫