出版社内容情報
日本国憲法の「社会権・参政権」に対応する主な条文を解説。平等な国をつくるのに不可欠な権利とそれを守るためにすべきことは?
目次
第1章 一人ひとり違うからこそ…「平等」と憲法(「法の下に平等」ってどんな平等?;「平等」と「自由」のむずかしい関係―「形式的平等」と「実質的平等」;男性と女性はほんとうに平等?;選挙の一票は平等ではないの?―一票の格差;国民とは、いったいだれのこと?)
第2章 弱い立場の人を守るために…「社会権」(国家による自由)(「社会権」の成り立ちと「生存権」;「教育を受ける権利」と子ども;働く人を守る条文―「労働基本権」;新しい人権を保障するしくみ―社会の変化と憲法)
第3章 国をつくるのはわたしたち…「参政権」(国家への自由)(民主主義のはじめの一歩―「選挙権」;裁判官とわたしたちのつながりは?―「国民審査権」;地方自治を守る―特別法の住民投票;国に利益を求める―「請求権」(受益権)
国民の義務が三つしかないわけ―国民の義務
憲法の改正について―もう一度、憲法とは何か
憲法が伝えること
日本国憲法(全文))
著者等紹介
伊藤真[イトウマコト]
1958年生まれ。81年、東京大学在学中に司法試験合格。伊藤塾塾長・弁護士・法学館法律事務所所長・法学館憲法研究所所長。日弁連憲法問題対策本部副本部長。「一人一票実現国民会議」発起人
市村均[イチムラヒトシ]
1956年生まれ。ライター。小学生・中学生向けの書籍や参考書を執筆。とくに自然科学や教育系の記事を得意とする
伊東浩司[イトウコウジ]
1965年生まれ。2001年までデザイン事務所K2に勤務。以降はフリーランスのデザイナー・イラストレーターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。