出版社内容情報
文明のはじまりとしてのたね、人間はどんなたねを選んで作物にしてきたかなど、食べものとしてのたねについて解説。
文明のはじまりとしてのたね、人間はどんなたねを選んで作物にしてきたか、在来品種とはなにかなど、食べもののはじまりとしてのたねについて、未来も見すえて解説。
【著者紹介】
【山田実・編著】 1932年東京都生まれ。1957年東京大学農学部卒業。農林水産省東海近畿農業試験場(当時)にて水稲栽培を研究。トウモロコシの花粉競争に雑種強勢が現れることをみいだし、日本育種学会賞を受賞。1997年から3年間、ロシアのヴァヴィロフ名称植物生産研究所客員研究員。農学博士。現在、海外植物遺伝資源活動支援つくば協議会副理事長。
目次
1 たねは、食べもの(文明のはじまりとしてのたね;世界の古代文明で育てられてきた作物)
2 植物が作物になるということ(植物の栽培化(作物化)とはどういうことか
作物化で変わったこと。ひと株にできるたねの数 ほか)
3 作物のふるさとと世界への広がり(たねは世界をめぐる;たねの発見と策略と ほか)
4 人類とたねの未来へむけて(ふえた人口をやしなうための「緑の革命」;たねの設計図をかえる遺伝子組み換え技術 ほか)
著者等紹介
山田実[ヤマダミノル]
1932年東京都小岩生まれ。1957年東京大学農学部卒業。農林水産省東海近畿農業試験場(当時)にて水稲栽培を研究、その後トウモロコシの遺伝研究を手がけ、トウモロコシの花粉競争に雑種強勢が現れることをみいだして日本育種学会賞を受賞。1990年代にはゲノム研究にたずさわる。1997年から3年間科学技術振興事業団上級研究員として、ロシアのヴァヴィロフ名称植物生産研究所客員研究員となりサンクト・ペテルブルクに滞在。その後も国の委託研究のために年に数回訪問滞在していた。農学博士。海外植物遺伝資源活動支援つくば協議会副理事長
森雅之[モリマサユキ]
1957年北海道浦河町生まれ。北海道デザイナー専門学院造形美術科卒。漫画家。1976年、漫画専門誌「漫波」に掲載された『写真物語』でデビュー。1996年『ペッパーミント物語』で、第25回日本漫画家協会賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。