出版社内容情報
冷害対策、米麦二毛作、直播き、高温対策、震災による塩害の克服、八郎潟の歴史、陸稲の品種開発、沖縄の二期作などを紹介。
冷害対策、いもち病予防、米麦二毛作、乾田直播き、高温対策、震災による塩害の克服、八郎潟の歴史、牛のエサ米、酒米づくり、陸稲の品種開発、沖縄の二期作などを紹介。
目次
第1章 気候風土に合った米づくり(北の大地でおいしいお米;米が北海道でつくられるまでの歴史;寒さとのたたかいの記録;稲作の強敵、いもち病と向き合う;田んぼでムギと米を交代でつくる;瀬戸内での直播栽培;棚田を守る;イネも夏バテ;海を越えて飛んでくる困ったお客;田んぼで1年に2回、イネを育てる)
第2章 いろいろな米づくりへの挑戦(塩害に負けない稲作;海や湖を田んぼにする;日本一の栽培面積をほこる『コシヒカリ』;ウシのえさにする米づくり;お酒を造るためのお米;畑でつくるイネ・陸稲;田んぼにイネで絵をかく)
著者等紹介
根本博[ネモトヒロシ]
1957年、福島県生まれ。宇都宮大学農学部卒業。農学博士。1981年に農林水産省に入省後、農業研究センター、熱帯農業研究センター、マレイシア農業開発研究所、茨城県農業総合センター、中国農業試験場、農研機構作物研究所等で水稲や陸稲の品種改良に関する研究に従事してきた。特に、水稲の多収性や害虫や病気への抵抗性の研究や陸稲の乾燥耐性を向上させる研究を行い、2000年頃からは牛や豚などのエサ用や米粉パンや米粉麺に利用するための水稲品種を開発するための研究に力を注いできた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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