出版社内容情報
牧場の牛からしぼった牛乳から、チーズができるまでの変化を大画面の写真と楽しい言葉でおいかける写真絵本。チーズ工房を取材。
チーズ、どうやってできるのかな?
牧場の牛からしぼったしぼりたての牛乳からチーズができるまでの変化を大画面の写真とたのしい言葉でおいかける写真絵本です。牧場の片すみにたつ、小さなチーズ工房を取材。身近な食べものについて興味を持ち、楽しみながら学べるシリーズ。どうやってできているのか?わかりにくい食べものを紹介します。
【著者紹介】
【宮崎祥子・構成・文】 茨城県水戸市生まれ。こどもが読むものを軸に活動するライター。『さくさくぱんだ1・2』(岩崎書店)『どうぶつのからだ全6巻』(偕成社)、『ハローキティのおしごとかるた』(サンリオ)、著書に『「センスのいい子」の育て方』(双葉社)など。
著者等紹介
宮崎祥子[ミヤザキショウコ]
茨城県水戸市生まれ。こどもが読むものを軸に活動するライター
白松清之[シラマツキヨユキ]
1968年山口県生まれ。スタジオ勤務を経て、写真家安齋吉三郎氏に師事する。独立後フリーランスのカメラマンとして活動する傍ら、何気ない日常を写真集にするなどの制作を手がける会社ブランコを立ち上げ、代表写真家を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
23
写真絵本。お仕事で使うために読む。美味しいチーズが食べたいなあ。あんなに牛乳を使っても、ちょっとしかチーズとして食べられないのだね。2021/10/23
ふじ
23
チーズってどうやって作るの?という息子の疑問に答えるべく。40リッターの牛乳は、わずか10個のチーズと大量のホエーになることを知る。ホエーの響きにツボに入った息子、ひとり盛り上がり眠れなくなる。肩の力を抜いて食品加工の概要がわかる良書。シリーズ本。2019/02/05
たまきら
15
牛がかわいい~。オタマさんは「牛乳は美味しくないのに何でチーズは美味しいんだろう?」と罰当たりな、でも自分が子どもの頃感じていたのと同じことを言ってます。2017/03/20
遠い日
11
大きな写真を添えて解説するこのシリーズは、その解説がまるでナレーションのようで、すんなり頭に入ってくるところが好き。40ℓの牛乳からできるのは、手の平サイズのたった10個のチーズ。5週間かけて、じっくりと水分を抜いたりしながらの熟成を進める。ここでも職人さんの手際や判断のみごとさが光る。2015/03/19
みなみ
10
写真絵本シリーズ。チーズが出来るまでを取材して工程を紹介している。牛乳からとれるチーズの量の少なさに驚く。確かに牛乳はほとんど水分なわけだが……チーズをつくる過程で分離したホエーは牛の好物だそうだ。え?と思ったが、そもそも牛乳は牛が飲むためのお乳なのだから当然か。大手チーズ工場の工程を検索して調べたが、この写真絵本の工程を大規模な機械でやっている。ものづくりを見るなら小規模な手作業のほうがわかりやすくて面白い。自分たちが食べるものがどうやって作られるのか、具体的にわかるようになる、ためになる本だ。2022/01/28