内容説明
ホームズが友人と海岸を散歩していると、むこうに顔見しりの青年のすがたが見えた。彼はとつぜん、両手をふりあげると、なんともおそろしい悲鳴をあげ、そして死んでしまった。青年が最期につぶやいた「ライオンのたてがみ…」という、ことばの真相をホームズがつきとめる…!表題作のほかに、赤んぼうの首にかみついて、血をすうのを夫に目撃された、美しい母親の不可解な行動にせまる「吸血鬼」を収録。小学校中学年~中学生。
著者等紹介
ドイル,コナン[ドイル,コナン]
1859年、イギリスのエディンバラ生まれ。医師であるかたわら小説を書き、今も世界的な人気を誇る『名探偵シャーロック・ホームズ』シリーズを生みだした。推理小説だけでなく、SFや冒険、歴史小説も数多く残している
中尾明[ナカオアキラ]
作家・翻訳家。1930年、東京生まれ。明治学院大学英文科卒業。日本児童文学者協会会員。創作集団プロミネンス会員。数多くの創作と翻訳(SF、推理小説など)がある
岡本正樹[オカモトマサキ]
イラストレーター。本の挿し絵のほか、ゲームのキャラクター・デザインなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。